〔NY金〕3日続落、2746.20ドル(4日)
2024年11月4日
【ニューヨーク時事】週明け4日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、5日投開票の米大統領選や6~7両日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて様子見ムードが広がる中、3営業日続落した。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は、前週末比3.00ドル(0.11%)安の1オンス=2746.20ドル。
米大統領選に向けた各種調査では、民主党のハリス副大統領と共和党のトランプ前大統領の支持率は拮抗(きっこう)しており、結果判明が投開票日の数日後以降にずれ込む可能性も指摘されている。不透明感から安全資産として金を買う動きもあり、午前はおおむねプラス圏で推移。ただ12月きりの清算値が前週前半に2800ドルの水準を超え、最高値を更新して以降は、利益を確定しようとする売りに押される流れが続いており、この日も引けにかけてマイナス圏に沈んだ。
一方、外国為替市場では対ユーロでドル売りが優勢。ドル建てで取引される商品の割安感から買い支えもあり、下値も限定的だった。(了)
[時事通信社]
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