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〔NY石油〕WTI急落、94.41ドル=16%超安、米イラン停戦合意受け(8日)

2026年4月8日

  【ニューヨーク時事】8日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米国とイランの停戦合意を受けて、急落した。米国産標準油種WTIの中心限月5月物の清算値(終値に相当)は前日比18.54ドル(16.41%)安の1バレル=94.41ドルと、中心限月清算値ベースで3月下旬以来約2週間ぶりの安値を付けた。6月物は11.63ドル安の87.75ドル。  米国とイランは7日夜、2週間の停戦で合意。トランプ大統領はイランが事実上封鎖している原油輸送の要衝ホルムズ海峡の開放を条件として停戦を受け入れた。米イランは仲介国のパキスタンで10日にも和平交渉を開始する見通し。イランのアラグチ外相は、軍の調整下などでホルムズ海峡の安全な通航が2週間は可能だと述べた。これを受け、供給不安が後退し、相場は時間外取引で一時91ドル台まで急落。この日も終日、売りの流れが続いた。  一方、ロイター通信は関係筋の話として、停戦合意からわずか数時間後に、イランによる攻撃でサウジアラビアの東西石油パイプラインが損傷したと報道。同パイプラインは、ホルムズ海峡が封鎖される中、サウジにとって事実上唯一の原油輸出ルートとされていた。停戦の行方には不透明感がくすぶっている。  米エネルギー情報局(EIA)は8日、最新週の原油在庫が前週比310万バレル増加したと発表。これは市場予想(70万バレル増=ロイター通信調べ)を大きく上回った。  ▽ガソリン=大幅続落。中心限月5月物の清算値は29.93セント安の1ガロン=300.59セント。  ▽ヒーティングオイル=急落。5月物の清算値は66.90セント安の1ガロン=380.84セント。

[時事通信社]
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