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原油、反落=需要鈍化懸念が重し〔NY石油〕(23日)

2012年4月24日

 【ニューヨーク時事】週明け23日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、軟調なユーロ圏・中国の経済指標と欧州の政局不安を受け、反落した。米国産標準油種WTIでこの日から中心限月となった6月物は、前週末終値比0.77ドル安の1バレル=103.11ドルで取引を終了。7月物は0.74ドル安の103.55ドルで引けた。
 原油相場は朝方から下落基調で推移。4月のユーロ圏購買担当者景況指数(PMI)速報値が47.4と5カ月ぶりの低水準だったことに加え、4月のHSBC中国製造業購買担当景況指数(PMI)速報値も49.1、と景気の拡大と後退を判断する分かれ目となる50を6カ月連続で下回った。これを受け、原油の需要鈍化懸念が改めて強まった。
 また、フランスの大統領選挙の第1回投票で最大野党・社会党候補のオランド前第1書記が首位となったことや、オランダの少数連立政権を率いるルッテ首相が内閣総辞職を表明したことなど、ユーロ圏の政局懸念が浮上したを受け、外為市場でユーロ安・ドル高が進行。このためドル建ての原油相場は相対的な割高感から売りが一段と加速し、電子取引で一時101.82ドルまで下落した。一連の悪材料を受けて、米欧株式市場が軟調に推移したことも原油相場の圧迫材料。
 ただ、売りが一巡した終盤にかけては、外為市場ではユーロが強含んだことから、原油相場は反転し、じりじりと下落幅を縮めた。
 ▽ガソリン=7営業日ぶりに反発。中心限月の5月物は4.46セント高の1ガロン=318.73セントで引けた。
 ▽ヒーティングオイル=3営業日続伸。5月物は0.22セント高の1ガロン=313.98セントで終了した。(了)
[時事通信社]
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