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今月の特集 商品先物ウォッチ!

3日ぶり反落=2週間半ぶりの安値で終了〔NY金〕(23日)

2012年4月24日

 【ニューヨーク時事】週明け23日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、欧州諸国の政局・経済をめぐる先行き懸念やドル高を背景に利益確定の売りが台頭し、3営業日ぶりに反落した。中心限月6月物は前週末終値比10.20ドル安の1オンス=1632.60ドルと、中心限月の終値としては4月5日(1630.10ドル)以来、2週間半ぶりの安値で終了した。
 仏大統領選の第1回投票では、最大野党・社会党候補のオランド氏が、現職のサルコジ大統領を退け首位に躍進。欧州債務問題の解消に向けた仏独協調関係の維持に不透明感が台頭する中、オランダ少数政権が財政緊縮策の合意に至らず、内閣は総辞職に追い込まれた。さらに、4月のユーロ圏購買担当者景況指数(PMI)速報値が5カ月ぶりの低水準に悪化するなど、欧州の政経両面について不確定要因が急浮上したため、リスク回避目的の現金化の動きが拡大。金塊はユーロ安・ドル高に伴うドル建て商品の割高感も加わって、電子取引では一時1623.60ドルと、19.20ドル(1.2%)下落した。
 インドでは今月下旬に年最大の金需要を生み出すとされる祝祭日アクシャヤ・トリティーヤを控えているにもかかわらず、金の販売が伸び悩んでおり、押し下げの一因となった。
 欧州不安を追い風とした「質への逃避」の金需要が昨年ピークに達した後、金塊相場は株式や原油などリスク資産との連動性を強めた。このため、金相場は今月に入って39.30ドル(2.4%)下落した。
 金塊現物相場は午後1時46分現在、8.430ドル安の1632.445ドル。(了)
[時事通信社]
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