原油、小反発=FOMC声明待ち〔NY石油〕(24日)
2012年4月25日
【ニューヨーク時事】24日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米株高や対ユーロでのドル安に支えられ、小反発した。米国産標準油種WTIの中心限月6月物は前日終値比0.44ドル(0.4%)高の1バレル=103.55ドルで終了。7月物は0.41ドル高の103.96ドルで取引を終えた。
この日発表された3月の米新築住宅販売件数や、スリーエム(3M)など主要企業の業績が市場予想を上回ったことを受けて、米株価がプラス圏に浮上。つられて原油にも買いが入った。また、ユーロ高・ドル安を背景にドル建てで取引される原油などの商品に割安感が生じ、買いにつながった。
しかし、米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表を翌日に控えて様子見ムードも広がり、上値は重い展開だった。市場予想を下回った4月の消費者信頼感指数や根強い欧州債務懸念が相場の重しとなっているとの見方もあった。
▽ガソリン=反落。中心限月の5月物は2.80セント安の1ガロン=315.93セントで取引を終えた。
▽ヒーティングオイル=反落。5月物は1.03セント安の1ガロン=312.95セントで引けた。(了)
[時事通信社]
この日発表された3月の米新築住宅販売件数や、スリーエム(3M)など主要企業の業績が市場予想を上回ったことを受けて、米株価がプラス圏に浮上。つられて原油にも買いが入った。また、ユーロ高・ドル安を背景にドル建てで取引される原油などの商品に割安感が生じ、買いにつながった。
しかし、米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明発表を翌日に控えて様子見ムードも広がり、上値は重い展開だった。市場予想を下回った4月の消費者信頼感指数や根強い欧州債務懸念が相場の重しとなっているとの見方もあった。
▽ガソリン=反落。中心限月の5月物は2.80セント安の1ガロン=315.93セントで取引を終えた。
▽ヒーティングオイル=反落。5月物は1.03セント安の1ガロン=312.95セントで引けた。(了)
[時事通信社]
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