反発=ドル安を好感〔NY金〕(24日)
2012年4月25日
【ニューヨーク時事】24日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、ユーロ高・ドル安を好感し、反発した。中心限月6月物は前日終値比11.20ドル高の1オンス=1643.80ドルで引けた。
金相場は朝方から強含みで推移。財政問題に直面しているイタリア、スペイン、オランダのユーロ3カ国の国債入札が順調だったことから、外為市場では対ユーロでドル安が進行。このため、ドル建ての金相場は相対的な割安感から買われた。
また、国際通貨基金(IMF)が、アルゼンチンやメキシコなどの中央銀行が金準備を積み増したとする統計を公表したことも、金相場を後押しした。
さらに、前日の下落を受けた買い戻しや安値拾いの買いも目立ち、電子取引では一時、1650.10ドルまで上伸した。
しかし、高値を付けた後はこの日午後に始まった米連邦公開市場委員会(FOMC)の追加金融緩和政策をめぐり市場の様子見姿勢が強く、上値は重かった。
金塊現物相場は午後1時46分現在、10.950ドル高の1643.395ドル。(了)
[時事通信社]
金相場は朝方から強含みで推移。財政問題に直面しているイタリア、スペイン、オランダのユーロ3カ国の国債入札が順調だったことから、外為市場では対ユーロでドル安が進行。このため、ドル建ての金相場は相対的な割安感から買われた。
また、国際通貨基金(IMF)が、アルゼンチンやメキシコなどの中央銀行が金準備を積み増したとする統計を公表したことも、金相場を後押しした。
さらに、前日の下落を受けた買い戻しや安値拾いの買いも目立ち、電子取引では一時、1650.10ドルまで上伸した。
しかし、高値を付けた後はこの日午後に始まった米連邦公開市場委員会(FOMC)の追加金融緩和政策をめぐり市場の様子見姿勢が強く、上値は重かった。
金塊現物相場は午後1時46分現在、10.950ドル高の1643.395ドル。(了)
[時事通信社]
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