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今月の特集 商品先物ウォッチ!

反発=2週間ぶり高値で終了〔NY金〕(26日)

2012年4月27日

 【ニューヨーク時事】26日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、米金融緩和の長期継続観測を背景とした買いに反発し、12日以来2週間ぶりの高値で取引を終えた。中心限月6月物は前日終値比18.20ドル高の1オンス=1660.50ドルで引けた。
 金塊相場は、市場で前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明およびバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長会見の内容を消化するにつれて強地合いとなり、時間外取引中から堅調に推移した。
 FOMCは現行の緩和策維持を決定したにとどまったが、その後の会見でバーナンキFRB議長が追加金融緩和第3弾(QE3)の可能性に改めて言及。これを受けて外為市場ではドルが対ユーロで軟化し、ドル建ての金塊相場は割安感から買いを集めた。
 また、朝方発表された前週までの新規失業保険申請件数が前週比38万8000件と、37万5000件との市場予想(ロイター調べ)を大幅に上回ったことも、「緩慢な米雇用の回復状況が、市場で再びQE3観測につながった」(ヘレイウス・プレシャス・メタルズ・マネジメントのトレーダー、デビッド・リー氏)ため、金塊買いの動きを後押しした。このため、電子取引で一時1662.00ドルまで上伸し、取引時間中でも11日以来約2週間ぶりの高値を付けた。
 ただ、依然として主要消費国インドの需要は緩慢。高水準にある金塊相場や、同国通貨ルピー安を背景に実需筋の買いは細く、前年実績を大幅に下回る水準となっているという。
 金塊現物相場は午後1時49分現在、17.555ドル高の1660.300ドル。(了)
[時事通信社]
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