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続伸=米GDP成長鈍化・ドル安で〔NY金〕(27日)

2012年4月28日

 【ニューヨーク時事】週末27日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、大幅に減速した2012年第1四半期(1~3月)の米実質GDP(国内総生産)速報値を背景に対ユーロでドル安が進行したことから、続伸した。中心限月6月物は前日終値比4.30ドル高の1オンス=1664.80ドルと4月12日以来約2週間ぶりの高値で引けた。
 朝方の金相場は軟調に推移。米格付け大手スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が前日、スペインの景気悪化を背景に同国長期信用格付けを2段階引き下げたと発表した。これを受け、根強い欧州債務不安に対する警戒感が高まったことから、外為市場ではドルが堅調に推移し、金相場を圧迫した。
 しかし、米商務省が27日朝発表した2012年第1四半期実質GDPが前期比2.2%増となり、市場予測を下回った。最近の軟調な米経済指標に加え、米実質GDP伸び率が前期から大幅に鈍化したことを受け、外為市場ではドルが売りが加速した。これをきっかけに、ドル建ての金相場も相対的な割安感から買い戻され、上昇基調となった。また同時に、追加金融緩和観測が改めて浮上したことを背景にインフレヘッジとしての役割を持つ金の需要も高まり、電子取引では一時、1668.40ドルまで上伸した。
 金塊現物相場は午後1時49分現在、3.445ドル高の1663.745ドル。(了)
[時事通信社]
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