原油、下げ幅拡大=EIA在庫統計を受け〔NY石油〕(2日午前10時50分)
2012年5月2日
【ニューヨーク時事】2日午前のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米エネルギー情報局(EIA)の週報で原油が予想を上回る積み増しとなったことを受けて、下げ幅を拡大した。午前10時50分現在の米国産標準油種WTIの中心限月6月物は、前日比0.76ドル安の1バレル=105.40ドル。
EIAが公表した4月27日までの1週間の原油在庫は前週比280万バレル増と、市場予測(ロイター通信調べ)の250万バレル増を若干上回った。一方石油製品在庫はガソリンが200万バレル減(市場予測は80万バレル減)、ディスティレート(留出油)が190万バレル減(同20万バレル減)と、予想より多い取り崩しとなった。
原油相場は寄り付きから低調な経済指標やドル安を受けて下落基調となっていたが、原油在庫の積み増しをきっかけに一段と下げ幅を拡大した。(了)
[時事通信社]
EIAが公表した4月27日までの1週間の原油在庫は前週比280万バレル増と、市場予測(ロイター通信調べ)の250万バレル増を若干上回った。一方石油製品在庫はガソリンが200万バレル減(市場予測は80万バレル減)、ディスティレート(留出油)が190万バレル減(同20万バレル減)と、予想より多い取り崩しとなった。
原油相場は寄り付きから低調な経済指標やドル安を受けて下落基調となっていたが、原油在庫の積み増しをきっかけに一段と下げ幅を拡大した。(了)
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