商品先物取引会社の情報はコモディティニュース

Comodity News コモディティニュース

  • トップページ
  • 初心者講座
  • 商品先物会社情報
  • マーケットニュース
  • 会社別ニュース
  • ブログ
  • 手数料ランキング
  • タイアップ企画
  • キャッシュバック情報
  • 金ミニ情報
  • サポート体制
  • 運営会社

今月の特集 商品先物ウォッチ!

原油、反落=米・ユーロ圏経済指標を嫌気〔NY石油〕(2日)

2012年5月3日

  【ニューヨーク時事】2日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、軟調な米・ユーロ圏経済指標や原油在庫の積み増しを嫌気し、反落した。米国産標準油種WTIの中心限月6月物は、前日終値比0.94ドル安の1バレル=105.22ドルで取引を終了。7月物は0.92ドル安の105.58ドルで引けた。
 原油相場は朝方から下落基調で推移。3月のユーロ圏の失業率が前月に引き続きユーロ誕生後の過去最悪を更新したことや、イタリア製造業購買担当者景況指数(PMI)が前月から大幅に悪化したことを受け、外為市場でユーロ安・ドル高が進行。ドル建ての原油相場は割高感から売られた。また、米民間雇用サービス会社オートマティック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した4月の全米雇用報告で民間就業者数は前月比11万9000人増と市場予想を大幅に下回った。週末4日に発表される米雇用統計を前に弱い内容の先行指標を受けたことも原油相場を圧迫した。
 さらに、米エネルギー情報局(EIA)が公表した27日時点まで1週間の石油統計では、石油製品在庫のガソリンやディスティレート(留出油)が予想を大幅に上回る取り崩しだったが、原油在庫は前週比280万バレル増で市場予測の250万増を上回った。6週連続で原油の積み増しが確認されたことに加え、在庫水準が約22年ぶりの高水準となったことを嫌気して原油相場は売りが加速し、正午前の電子取引では一時、104.91ドルまで下押された。
 ▽ガソリン=続落。中心限月の6月物は2.14セント安の1ガロン=307.57セントで引けた。
 ▽ヒーティングオイル=続落。6月物は3.46セント安の1ガロン=314.25セントで終了した。(了)
[時事通信社]
その他のニュース
表示情報に関するご注意

Copyright © Commodity News. All rights reserved.