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原油、4日続落=3カ月ぶりの安値〔NY石油〕(7日)

2012年5月8日

   【ニューヨーク時事】週明け7日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、フランス大統領選とギリシャ総選挙の結果を背景に欧州債務不安が再燃したことから、4営業日続落した。米国産標準油種WTIの中心限月6月物は、前週末終値比0.55ドル安の1バレル=97.94ドルと2月6日以来3カ月ぶりの安値で取引を終了。7月物は0.57ドル安の98.31ドルで引けた。
 原油相場は朝方から下落基調。週末に行われたフランス大統領選で、現職のサルコジ氏が敗れ、フランソワ・オランド前社会党第1書記が当選し17年ぶりの社会党大統領が誕生した。同氏は欧州連合(EU)新財政協定の再交渉を掲げており、債務危機対応をめぐり欧州の足並みが乱れるとの懸念から、外為市場でユーロ安・ドル高が進行。このため、ドル建ての原油相場は割高感から売りが先行し、早朝時間外の電子取引では一時、95.34ドルと2011年12月20日以来約4カ月半ぶりの安値を付けた。同時に、ユーロ圏の動揺で景気減速が深まるとの懸念が拡大し、原油相場を一段と下押しした。加えて、ギリシャ総選挙で欧州連合(EU)が要求した緊急財政策を受け入れた連立与党が歴史的大敗を喫した。同国の財政再建の行方に対する警戒感が強まったことも原油相場の圧迫材料となった。
 その後は外為市場でユーロが買い戻されことから、原油相場も底を打った。また、安値拾いの買いも誘われたが、マイナス圏で取引を終えた。
 ▽ガソリン=6営業日続落。中心限月の6月物は0.17セント安の1ガロン=297.41セントで引けた。
 ▽ヒーティングオイル=5営業日続落。6月物は2.74セント安の1ガロン=298.14セントで終了した。(了)
[時事通信社]
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