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原油、5日続落〔NY石油〕(8日)

2012年5月9日

    【ニューヨーク時事】8日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、欧州不安や需要低迷懸念を背景に5営業日続落した。米国産標準油種WTIの中心限月6月物は、前日終値比0.93ドル安の1バレル=97.01ドルで終了。7月物は0.94ドル安の97.37ドルで引けた。
 6日にフランス、ギリシャで行われた総選挙は、ともに財政緊縮路線に反対する民意を浮き彫りにする結果となった。重債務を抱えるギリシャでは各党の連立協議が難航し、6月にも再選挙が実施されるとの観測が浮上。欧州の政局不安や債務危機対応をめぐる不透明感が投資家心理を圧迫した。さらに、米国の夏場のドライブシーズンの到来を前に、ガソリン消費の先行きを不安視する声もあり売りが加速。ドル高・ユーロ安に伴う原油相場の割高感も重なったため、6月物は電子取引で一時95.52ドルと2.42ドル(2.5%)下落した。
 需給面では、世界石油輸出国機構(OPEC)最大の産油国サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物相が、原油価格高騰への強い懸念から、6月のOPEC総会で生産枠拡大について協議する必要があると言明。需給緩和をめぐる思惑も売りを誘った。
 ▽ガソリン=7営業日ぶり反発した。中心限月の6月物は2.03セント高の1ガロン=299.44セントで終了した。
 ▽ヒーティングオイル=6営業日ぶり反発。6月物は0.87セント高の1ガロン=299.01セントで引けた。(了)
[時事通信社]
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