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原油反落、96ドル台前半=リスク回避の売りで〔NY石油〕(11日)

2012年5月12日

 【ニューヨーク時事】週末11日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、リスク回避の流れが強まる中、反落した。米国産標準油種WTIの中心限月6月物は前日終値比0.95ドル安の1バレル=96.13ドルで終了。7月物は0.92ドル安の96.49ドルで取引を終えた。
 原油相場は時間外取引中から軟調。中国の4月の鉱工業生産が前年同月比9.3%増と、2009年5月以来3年ぶりの1桁成長にとどまったことで、世界第2位の原油消費国の需要減観測が原油売りにつながった。また、ギリシャ政局の混乱やスペインの金融機関をめぐる懸念も市場のリスク回避志向を一層強め、商品相場全般の下押し要因となった。
 ただ、その後は米経済指標の改善を眺めて一時プラス圏を回復。ロイター・米ミシガン大学が発表した5月の消費者景況感指数(暫定値)が77.8と、前月の76.4を上回ったことが好感され、原油相場は急浮上した。米金融最大手JPモルガン・チェースの巨額損失計上などを背景に安寄りした米株相場が、指標発表後にプラス圏に回復したことも追い風となり、原油は97ドル台前半まで急進した。
 しかし、買い一服後は再び弱含む展開。外為市場で買い戻されていたユーロが再び軟化したため、ドル建ての原油相場に割高感が出たほか、米株相場も引けにかけて上伸幅を削ったため、原油は急速に値を消し、96ドル台前半まで値を落とした。
▽ガソリン=続落。中心限月の6月物は0.94セント安の1ガロン=300.08セントで取引を終えた。
▽ヒーティングオイル=続落。6月物は1.98セント安の1ガロン=296.36セントで引けた。(了)
[時事通信社]
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