商品先物取引会社の情報はコモディティニュース

Comodity News コモディティニュース

  • トップページ
  • 初心者講座
  • 商品先物会社情報
  • マーケットニュース
  • 会社別ニュース
  • ブログ
  • 手数料ランキング
  • タイアップ企画
  • キャッシュバック情報
  • 金ミニ情報
  • サポート体制
  • 運営会社

今月の特集 商品先物ウォッチ!

原油、もみ合い〔NY石油〕(15日午前)

2012年5月15日

 【ニューヨーク時事】15日午前のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、良好な米欧経済指標とギリシャ危機を受けた外為相場の動きを背景に売り買いが交錯している。米国産標準油種WTIの中心限月6月物は午前10時00分現在、前日終値比0.12ドル高の1バレル=94.90ドル。
 欧州連合(EU)統計局が発表した第1四半期(1~3月)のユーロ圏実質GDP(域内総生産)速報値は前月比横ばいだった。欧州経済をけん引きするドイツが輸出や個人消費の好調を背景に0.5%増に転じたことが主因で、ユーロ圏の原油需要改善への期待から原油相場は上昇した。また同時に、外為市場は当初ユーロ高・ドル安基調で推移。このためドル建ての原油相場は相対的な割高感からも買われた。さらに、寄り付き直前に発表された5月のニューヨーク州製造業指数が17.09と予想(8.50=ロイター通信調べ)を大きく上回り、原油はこれを好感して電子取引で95.48ドルまで買い進まれた。
 ただ、その後はギリシャ大統領報道官が連立協議が失敗し再選挙になると述べたことから外為市場で、ユーロ売りが一気に加速。このため、原油相場は1ドルほど急落するなど、荒い値動きとなった。(了)
[時事通信社]
その他のニュース
表示情報に関するご注意

Copyright © Commodity News. All rights reserved.