続落〔NY金〕(22日)
2012年5月23日
【ニューヨーク時事】22日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、対ユーロでのドル高を眺めて売られ、続落して引けた。中心限月6月物は前日終値比12.10ドル安の1オンス=1576.60ドルで取引を終了。電子取引のレンジは、1567.10~1594.40ドルだった。
この日は、日本国債の格下げや、根強い欧州債務・金融システム不安を背景にドルが対ユーロなどの主要通貨で買われた。このためドル建てで取引される金塊などの商品に割高感が生じ、圧迫材料となった。
最近の上伸の反動から相場は値固め局面にあり、ポジション調整目的の売りが出やすかったとの見方もあった。また、相場に激しい値動きが続いたため、これまで金塊相場を支えてきた実需筋に買い控えムードも広がっているという。
翌23日の欧州連合(EU)首脳会議を控え、協議の結果を見極めたいとの見方も広がった。
金塊現物相場は午後2時41分現在、19.205ドル安の1570.795ドル。(了)
[時事通信社]
この日は、日本国債の格下げや、根強い欧州債務・金融システム不安を背景にドルが対ユーロなどの主要通貨で買われた。このためドル建てで取引される金塊などの商品に割高感が生じ、圧迫材料となった。
最近の上伸の反動から相場は値固め局面にあり、ポジション調整目的の売りが出やすかったとの見方もあった。また、相場に激しい値動きが続いたため、これまで金塊相場を支えてきた実需筋に買い控えムードも広がっているという。
翌23日の欧州連合(EU)首脳会議を控え、協議の結果を見極めたいとの見方も広がった。
金塊現物相場は午後2時41分現在、19.205ドル安の1570.795ドル。(了)
[時事通信社]
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