続伸=ポジション調整で買い戻し〔NY金〕(25日)
2012年5月26日
【ニューヨーク時事】週末25日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、連休を控えてポジション調整で買い戻され、続伸した。中心限月の6月物は、前日終値比11.40ドル高の1オンス=1568.90ドルで取引を終了した。
この日の金相場は朝方から堅調に推移。メモリアルデー(戦没者追悼の日)の連休を控えて全体的に薄商いの中、ここ最近の下落の反動から買い戻しや安値拾いの買いが目立った。また外為市場は朝方まで、ユーロ高・ドル安基調で推移。このため、ドル建ての金相場は相対的な割安感からも買われた。さらに米大手先物取引所CMEグループが金の証拠金を10%引き下げると前日発表したことも相場の支援材料となった。
ただ、ギリシャのユーロ圏離脱に対する根強い懸念やスペインのカタルーニャ州が中央政府からの資金援助要請したことを受け、外為市場ではドル買いが加速。金相場は割高感から売られ、一時的に荒い値動きとなった。加えて、主要消費国インドの現物需要が鈍っていることも金相場を下押し、上値は重かった。
金塊現物相場は午後1時43分現在、17.845ドル高の1570.745ドル(了)
[時事通信社]
この日の金相場は朝方から堅調に推移。メモリアルデー(戦没者追悼の日)の連休を控えて全体的に薄商いの中、ここ最近の下落の反動から買い戻しや安値拾いの買いが目立った。また外為市場は朝方まで、ユーロ高・ドル安基調で推移。このため、ドル建ての金相場は相対的な割安感からも買われた。さらに米大手先物取引所CMEグループが金の証拠金を10%引き下げると前日発表したことも相場の支援材料となった。
ただ、ギリシャのユーロ圏離脱に対する根強い懸念やスペインのカタルーニャ州が中央政府からの資金援助要請したことを受け、外為市場ではドル買いが加速。金相場は割高感から売られ、一時的に荒い値動きとなった。加えて、主要消費国インドの現物需要が鈍っていることも金相場を下押し、上値は重かった。
金塊現物相場は午後1時43分現在、17.845ドル高の1570.745ドル(了)
[時事通信社]
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