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今月の特集 商品先物ウォッチ!

大幅反発=1600ドル台回復-追加緩和観測の拡大受け〔NY金〕(1日)

2012年6月2日

 【ニューヨーク時事】週末1日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、軟調な米雇用統計を受けて追加金融緩和をめぐる思惑が広がったことから、大幅に反発した。中心限月の8月物は、前日終値比57.90ドル高の1オンス=1622.10ドルと、5月7日以来3週間ぶりの高値で取引を終了した。
 米労働省が朝方発表した5月の雇用統計で、景気動向を反映する非農業部門の就業者数は季節調節済みで前月比6万9000人増と、2011年5月以来1年ぶりの低水準だったことに加え、市場予想の15万人を大幅に下回った。また、失業率も8.2%と市場予想(8.1%)を上回った。最近の軟調な経済指標に加え緩慢な雇用回復ベースを受け、追加金融緩和政策をめぐる思惑が一段と拡大し、インフレヘッジの役割をもつ金の需要が拡大した。同時に、根強い欧州不安や中国経済減速懸念など先行き不透明な世界経済を背景に、金相場は安全資産への逃避としての魅力が増した。さらに、テクニカル要因による買いも入ったほか、前日までの下落を受けた安値拾いの買いや買い戻しも目立った。
 外為市場では、対ユーロでドル安が進行。このため、ドル建ての金相場は相対的な割安感からも買われ、電子取引では一時1627.80ドルまで上伸した。
 オリンパス・フューチャーズの上級市場ストラテジスト、チャールズ・ネドス氏は「予想以上の米雇用統計の悪化を受け、安全資産としての金買いが多く見られた」とした上で「中国やユーロ圏、米国と世界レベルで追加金融緩和政策をめぐる思惑が広がっていることも金相場を後押ししている」と述べた。
 金塊現物相場は午後2時02分現在、63.205ドル高の1625.600ドル(了)
[時事通信社]
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