反落〔NY金〕(4日)
2012年6月5日
【ニューヨーク時事】週明け4日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、前週末の大幅反発の反動を受けて売りが優勢となり、反落した。中心限月の8月物は、前週末終値比8.20ドル安の1オンス=1613.90ドルで取引を終了した。
金相場は前週末1日、根強い欧州債務不安や米雇用統計の就業者数の伸び低迷などを受けてリスク回避目的の買いがおう盛となり、大幅に反発した。この反動で、この日は利益確定の売りや調整の売りが出た。外国為替市場ではユーロの買い戻しが入りドルが比較的安く推移したため、金相場には割安感からの買いもあったが、総体的には売り圧力が優勢だった。
今週は週央に欧州中央銀行(ECB)の定例理事会を控えているほか、7日にはバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言が予定されており、市場の焦点はこれらに集まっている。
金塊現物相場は午後2時02分現在、11.80ドル安の1613.80ドルで推移している。(了)
[時事通信社]
金相場は前週末1日、根強い欧州債務不安や米雇用統計の就業者数の伸び低迷などを受けてリスク回避目的の買いがおう盛となり、大幅に反発した。この反動で、この日は利益確定の売りや調整の売りが出た。外国為替市場ではユーロの買い戻しが入りドルが比較的安く推移したため、金相場には割安感からの買いもあったが、総体的には売り圧力が優勢だった。
今週は週央に欧州中央銀行(ECB)の定例理事会を控えているほか、7日にはバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言が予定されており、市場の焦点はこれらに集まっている。
金塊現物相場は午後2時02分現在、11.80ドル安の1613.80ドルで推移している。(了)
[時事通信社]
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