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FRB議長発言で大幅反落=1週間ぶりに1600ドル割れで終了〔NY金〕(7日)

2012年6月8日

 【ニューヨーク時事】7日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が、議会証言で追加金融緩和について踏み込んだ姿勢を示さなかったことに失望して、大幅反落した。中心限月の8月物は、前日終値比46.20ドル安の1オンス=1588.00ドルと、1週間ぶりに1600ドルを割り込んで取引を終えた。
 時間外取引中は小動きだった。この日のバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の議会証言を控え、様子見地合いが強まっていた。寄り付き後も、前週までの米新規失業保険申請件数が前週比37万7000件と、市場予想通りとなったことで金塊相場は動意薄地合いが継続した。
 しかし、バーナンキFRB議長の議会証言が始まり、同氏が追加緩和策の可能性を排除しない一方で、具体策については踏み込んだ発言を行わなかったことから、金塊相場は急落。市場では、前週発表の米雇用統計や前日のFRB副議長講演を受けて追加緩和に対する期待が強まり、金塊相場もインフレ懸念から買いを集めていた。このため、議会証言後は失望売りが加速。外為市場でも一時対ユーロで弱含んでいたドルが急速に値を伸ばし、ドル建ての金塊相場は割高感にも圧迫された。
 このため、金塊はストップ・ロスの自動注文の売りも巻き込みながら急落し、電子取引で一時1579.40ドルまで値を落とした後、引けまで下値圏を推移した。
 金塊現物相場は午後1時58分現在、31.80ドル安の1588.10ドル。(了)
[時事通信社]
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