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小反発=ドル安やスペイン銀行救済めぐる思惑で〔NY金〕(8日)

2012年6月9日

 【ニューヨーク時事】週末8日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、スペインの銀行救済をめぐる思惑やドル安・ユーロ高から買いが入り、小反発した。中心限月の8月物は、前日終値比3.40ドル高の1オンス=1591.40ドルで終了した。相場は今週、30.70ドル(1.9%)下落した。
 この日は、朝方に対ユーロでのドルの堅調な動きを受けて安寄りした後、ジリ高の展開となった。スペイン政府が週末にも、信用不安の拡大回避に向け不良債権を抱える国内銀行の資本増強について欧州連合(EU)ユーロ圏諸国に金融支援を要請するとの観測が台頭。ユーロ圏は要請があれば応じる構えがあると伝わったことから、外為市場がドル安・ユーロ高基調に転換。これを追うように金相場は上昇した。このほか、週末要因によるショートカバーが入り、取引中盤以降は朝方の下げ幅を一掃し、プラス圏に浮上。ただ、この日の電離取引の高値は1594ドルにとどまり、1600ドルの大台は回復できなかった。バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が前日の議会証言で、追加量的緩和について踏み込まなかったことも引き続き上値を抑えたもよう。
 金塊現物相場は午後1時38分現在、4.745ドル高の1592.845ドル。(了)
[時事通信社]
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