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今月の特集 商品先物ウォッチ!

4日続落=3週間ぶり安値〔NY金〕(21日)

2012年6月22日

 【ニューヨーク時事】21日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、ドル高や世界的な景気先行き不安に伴うデフレ懸念に圧迫されて急落し、中心限月8月物は前日終値比50.30ドル(3.1%)安の1オンス=1565.50ドルと、5月31日以来3週間ぶりの安値まで値で終了した。下落は4日連続。
 米連邦公開市場委員会(FOMC)が前日、量的緩和第3弾(QE3)の実施を見送ったことで、外為市場でドル買い・ユーロ売りが加速。このため、ドル建ての金塊相場をはじめ、商品全般が割高感から売られた。QE3実施に備え、インフレヘッジとしての金塊買いに動いた投資家らの失望売りが出たことも下押し材料となった。
 加えて、中国や欧州のほか米経済指標が軒並み悪化したこともデフレ懸念につながり、金塊相場を圧迫した。前週まで1週間の米新規失業保険申請件数は38万7000件と、38万件との市場予想(ロイター通信調べ)を上回った。その後発表された6月のフィラデルフィア連銀景況指数もマイナス16.6と、前月のマイナス5.8から大幅に低下し、米景気の減速懸念をあおる内容。5月の中古住宅販売件数も前月比1.5%減少し、市場予想(同)よりも大幅な減少となった。米国外でも、6月のHSBC中国製造業購買担当者景況指数(PMI)速報値が前月比低下し、景況判断の水準である50を8カ月連続で下回ったほか、同月のユーロ圏PMIも2009年6月以来の低水準である前月の確報値から横ばい水準にとどまった。
 これを受け、世界的に株安となる中、米株相場も200ドル以上下落し、原油など他の商品相場も一段と下落。リスク資産としての売りも金塊相場の圧迫材料となった。
 金塊現物相場は午後1時55分現在、49.50ドル安の1567.70ドル。(了)
[時事通信社]
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