商品先物取引会社の情報はコモディティニュース

Comodity News コモディティニュース

  • トップページ
  • 初心者講座
  • 商品先物会社情報
  • マーケットニュース
  • 会社別ニュース
  • ブログ
  • 手数料ランキング
  • タイアップ企画
  • キャッシュバック情報
  • 金ミニ情報
  • サポート体制
  • 運営会社

今月の特集 商品先物ウォッチ!

小反発〔NY金〕(22日)

2012年6月23日

 【ニューヨーク時事】週末22日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、外為相場の動きや安値拾いの買いを背景に、小反発した。中心限月の8月物は、前日終値比1.40ドル高の1オンス=1566.90ドルで取引を終了した。
 朝方の金相場は軟調に推移。米格付け大手ムーディズ・インベスターズ・サービスが欧州信用不安を背景に金融大手15社を格下げしたことを受け、外為市場では一時、「質への逃避」のドル買いが加速し、ユーロ安・ドル高で推移。このため、ドル建ての金相場は相対的な割高感から売りが先行した。また、米連邦準備制度理事会(FRB)が20日に行われた連邦公開市場委員会(FOMC)で、量的緩和第3弾(QE3)の実施を見送ったことを受け、インフレヘッジとしての役割を持つ金の需要は引き続き後退した。さらに、インドなどアジア市場での現物需要の買いが鈍っていることも相場の圧迫材料。主要消費国インドでは同国通貨ルピー安を背景に国内の金価格が高騰しているほか、政府による輸入関税の引き上げもあって需要が低下している。
 しかし、その後ユーロ圏4カ国首脳が会議し、欧州債務危機対策として欧州連合(EU)の域内総生産(GDP)の1%に相当する1300億ユーロ規模の成長促進策で一致したと発表した。これを好感して外為市場ではユーロ買い戻され、金相場も上昇。ショートカバーや安値拾いの買いも目立ち、じりじりと値を回復しプラス圏で取引を終えた。
 金塊現物相場は午後1時48分現在、0.10ドル安の1567.60ドル(了)
[時事通信社]
その他のニュース
表示情報に関するご注意

Copyright © Commodity News. All rights reserved.