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今月の特集 商品先物ウォッチ!

続落〔NY金〕(11日)

2012年7月12日

 【ニューヨーク時事】11日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の内容をめぐる思惑や欧州債務不安を背景に続落、中心限月8月物は前日終値比4.10ドル安の1オンス=1575.70ドルで終了した。引け後に発表された議事要旨では、FOMCメンバーの多くが追加緩和に慎重な姿勢を示していたことが明らかになった。このため、金相場は電子取引で一時1565.50ドルまで売り込まれたが発表前の水準まで戻した。
 この日は朝方から、6月中旬に開催されたFOMC議事要旨の公表を前に様子見気分が大勢。弱含みで寄り付いた後市場では、量的緩和第3弾(QE3)導入に前向きな協議がなされたかが焦点となった。原油相場や農産品など他の商品相場の堅調ぶりを手掛かりに、インフレヘッジの買いが入りプラス圏に浮上する場面もあったが、全体として方向感に乏しく、引けにかけて値を消した。
 欧州債務問題については、欧州連合(EU)ユーロ圏諸国が10日に対スペインへの300億ユーロの金融支援を月末まで決定する方針で合意したが、実効性についての市場の懐疑論は払拭(ふっしょく)できていない。また、ドイツの裁判所での欧州安定機構(ESM)の合憲性を判断する審理が長引き、重債務国への支援対応が遅れるとの懸念も投資家心理を冷え込ませる要因となっている。このため、リスク資産との相関性を強めている金相場の地合いは弱かった。
 このほか、世界最大の金消費国インドによる実需減退が相場の重し。同国通貨安や金属輸入関税引き上げなどが響いたと伝わった。
 金塊現物相場は午後1時45分現在、1.825ドル安の1576.775ドル。(了)
[時事通信社]
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