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原油、4日続伸=1週間ぶりに90ドル台で終了〔NY石油〕(27日)

2012年7月28日

 【ニューヨーク時事】週末27日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、欧米金融当局による金融緩和への期待が強まる中4日続伸し、1週間ぶりに1バレル=90ドル台に乗せて取引を終えた。米国産標準油種WTIの9月物は、前日比終値比0.74ドル高の90.13ドルで終了。10月物は0.75ドル高の90.42ドルで引けた。
 ユーロ圏の先行き不安の緩和を受け、荒い値動きとなりながらも時間外取引中から強含みで推移した。仏紙報道によると、欧州中央銀行(ECB)や欧州金融安定化基金(EFSF)が、スペインやイタリアの国債購入に動く可能性が浮上している。今週はドラギECB総裁のユーロ存続をめぐる発言のほか、独仏首相がユーロ防衛の共同声明を発表したこともあり、市場の欧州債務不安が後退した。このため、リスク選好志向の回復につれて欧州株が軒並み上伸し、ユーロが対ドルで強含む中、原油相場も値を伸ばした。
 この日の米経済指標も支援材料。商務省が発表した第2四半期の実質GDP(国内総生産)は前期比1.5%増と、3期ぶりの低い伸び率となった。7月のロイター・ミシガン大学消費者景況感指数も72.3と前月比低下。弱めの指標を眺めて需要への不安が生じ、原油相場は一時マイナス圏に沈んだものの、来週に控える米連邦公開市場委員会(FOMC)で追加緩和に関し何らかの方向性が示されるとの期待が強まったため、原油は再び買い優勢の地合いとなった。
 ▽ガソリン=大幅続伸。中心限月の8月物は7.40セント(2.6%)高の1ガロン=288.78セントで引けた。
 ▽ヒーティングオイル=4日続伸。8月物は2.10セント高の1ガロン=288.95セントで終了した。(了)
[時事通信社]
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