続伸〔NY金〕(6日)
2012年8月7日
【ニューヨーク時事】週明け6日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、対ユーロでドル安が進んだことから、続伸した。中心限月の12月物は、前週末終値比6.90ドル高の1オンス=1616.20ドルで取引を終了した。
夏季休暇シーズンに入り手掛かり材料難で全体的に薄商いの中、外為市場でユーロ高・ドル安が進行したことから、ドル建ての金相場は相対的な割安感から買いが優勢となった。また、前週末に発表された雇用統計は非農業部門の就業者数が市場予想を上回る良好な内容。ただ、失業率は0.1ポイント悪化するなど、米雇用回復は依然鈍化しているとの見方も強いことから、追加金融緩和観測が根強く残る。これを受け、インフレヘッジの役割を持つ金相場の需要も増加した。さらに、原油市場が堅調に推移したことも金相場の支援材料となったもよう。
金塊現物相場は午後1時45分現在、7.275ドル高の1612.150ドル(了)
[時事通信社]
夏季休暇シーズンに入り手掛かり材料難で全体的に薄商いの中、外為市場でユーロ高・ドル安が進行したことから、ドル建ての金相場は相対的な割安感から買いが優勢となった。また、前週末に発表された雇用統計は非農業部門の就業者数が市場予想を上回る良好な内容。ただ、失業率は0.1ポイント悪化するなど、米雇用回復は依然鈍化しているとの見方も強いことから、追加金融緩和観測が根強く残る。これを受け、インフレヘッジの役割を持つ金相場の需要も増加した。さらに、原油市場が堅調に推移したことも金相場の支援材料となったもよう。
金塊現物相場は午後1時45分現在、7.275ドル高の1612.150ドル(了)
[時事通信社]
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