小反落〔NY金〕(7日)
2012年8月8日
【ニューヨーク時事】7日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、新規材料待ちで方向感を欠いた低調な商いとなり、中心限月12月物は前日終値比3.40ドル安の1オンス=1612.80ドルと小反落した。電子取引のレンジは、1611.70~1621.30ドル。
立会取引の開始直後、相場はこの日の高値となる1621.30ドルまで上昇。しかし、買いが一巡すると、前日引値(1616.20ドル)を小幅に下回る水準でのもみ合いに終始した。この日はリスク投資意欲がやや回復、株式のほか、商品先物の大半に買いが先行。外国為替市場でもドルがユーロに対して弱含みに推移したが、金塊は高値警戒感の台頭を受けた利益確定の動きに押された。
市場は、欧米の金融当局による次の一手を注視。欧州中央銀行(ECB)の国債購入再開や米連邦準備制度理事会(FRB)の量的緩和第3弾(QE3)実施時期などをめぐって不透明感が強く、動きづらい地合いとなっている。
金塊現物相場は午後1時55分現在、1.655ドル安の1610.495ドル。(了)
[時事通信社]
立会取引の開始直後、相場はこの日の高値となる1621.30ドルまで上昇。しかし、買いが一巡すると、前日引値(1616.20ドル)を小幅に下回る水準でのもみ合いに終始した。この日はリスク投資意欲がやや回復、株式のほか、商品先物の大半に買いが先行。外国為替市場でもドルがユーロに対して弱含みに推移したが、金塊は高値警戒感の台頭を受けた利益確定の動きに押された。
市場は、欧米の金融当局による次の一手を注視。欧州中央銀行(ECB)の国債購入再開や米連邦準備制度理事会(FRB)の量的緩和第3弾(QE3)実施時期などをめぐって不透明感が強く、動きづらい地合いとなっている。
金塊現物相場は午後1時55分現在、1.655ドル安の1610.495ドル。(了)
[時事通信社]
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