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3日続伸〔NY金〕(10日)

2012年8月11日

 【ニューヨーク時事】週末10日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、中国や米欧の中央銀行が一段の景気浮揚策に動くとの観測などを背景に買い進まれ、3日続伸した。中心限月12月物は前日終値比2.60ドル高の1オンス=1622.80ドルで取引を終了した。
 この日発表された7月の中国の輸出額は、前年同月比1.0%増にとどまり、前月実績の11.3%増から大幅に鈍化。9日発表された同月の鉱工業生産の伸び率減速に続き、欧州債務危機を受けた外需低迷が鮮明となった。このため、中国が追加緩和に動くとの思惑が一層強まり、金塊を物色する流れが活発になった。加えて、欧州中央銀行(ECB)や米連邦準備制度理事会(FRB)による一段の緩和措置への期待も根強く、金相場の買いを後押しした。
 また、軟化していたユーロが午前中に切り返し、ドルが下落したことも金の上昇を支えた。
 このほか、米農務省が同日発表した需給報告で、2012~13年度のトウモロコシ生産見通しを引き下げたため、供給懸念が浮上。市場では9月報告でさらに下方修正があるとの見方も出た。こうした中、穀物先物相場が一時急騰したことを受け、インフレヘッジの買いが金相場にも若干波及したとの見方もあった。
 金塊現物相場は午後1時41分現在、2.300ドル高の1620.075ドル。(了)
[時事通信社]
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