強もちあい=ドル高で上値重い〔NY金〕(17日)
2012年8月18日
【ニューヨーク時事】週末17日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、前日のメルケル独首相の発言に支えられ、強もちあいとなった。中心限月12月物は前日終値比0.20ドル高の1オンス=1619.40ドルで終了。電子取引のレンジは、1613.30~1623.00ドルだった。
相場は新規の手掛かり材料難で商いも薄かった。ドイツのメルケル首相は前日、欧州債務危機対策の強化について前向きな発言を行い、市場では国債買い取りなどが流動性の増加やユーロ高・ドル安につながるとの思惑が広がった。ただ、17日朝方に発表された米ミシガン大学景況感指数、米コンファレンスボード景気先行指数がともに予想より良好だったため、ドルがユーロに対して上昇。このため、ドル建てで取引される金相場に割高感が生じ、頭を抑えられた。
金塊現物相場は午後1時38分現在、0.15ドル安の1616.60ドル。(了)
[時事通信社]
相場は新規の手掛かり材料難で商いも薄かった。ドイツのメルケル首相は前日、欧州債務危機対策の強化について前向きな発言を行い、市場では国債買い取りなどが流動性の増加やユーロ高・ドル安につながるとの思惑が広がった。ただ、17日朝方に発表された米ミシガン大学景況感指数、米コンファレンスボード景気先行指数がともに予想より良好だったため、ドルがユーロに対して上昇。このため、ドル建てで取引される金相場に割高感が生じ、頭を抑えられた。
金塊現物相場は午後1時38分現在、0.15ドル安の1616.60ドル。(了)
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