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原油、続落=戦略石油備蓄放出めぐる報道で〔NY石油〕(24日)

2012年8月25日

 【ニューヨーク時事】週末24日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、戦略石油備蓄(SPR)放出をめぐる報道を嫌気し、続落した。米国産標準油種WTIの10月物は、前日終値比0.12ドル安の1バレル=96.15ドルで取引を終えた。11月物は0.15ドル安の96.45ドルで引けた。
 朝方の原油相場は堅調に推移。米商務省が発表した7月の耐久財受注額が前月比4.2%増と、市場予想(ロイター調べ)の2.4%増を上回ったことを好感した。外為市場では、欧州中央銀行(ECB)が重債務国の国債について利回りに上限と下限を設定して市場に介入することを検討をしていると報道されたため、対ユーロでドル安が進行。このため、ドル建ての原油相場は相対的な割安感からも買われ、正午前の電子取引では97.17ドルまで上伸した。また、米早期追加緩和をめぐる思惑やカリブ海の熱帯暴風雨「アイザック」がハリケーンに発達しメキシコ湾の石油生産施設への打撃に対して懸念が強まったことも、市場を下支えした。
 しかし、取引終盤に国際エネルギー機関(IEA)がSPR放出に同意し、9月上旬にも実施されると業界誌が報じたことから、原油相場は反転・下落基調となった。米政府がSPRの放出を検討する一方で、IEAは前週SPR放出に消極的な見解を示していた。原油相場は供給懸念が後退したことから、そのままマイナス圏で取引を終えた。
 ▽ガソリン=反落。中心限月の9月物は3.78セント安の1ガロン=307.80セントで引けた。
 ▽ヒーティングオイル=反落。9月物は2.29セント安の1ガロン=311.01セントで終了した。(了)
[時事通信社]
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