3日続落〔NY金〕(30日)
2012年8月31日
【ニューヨーク時事】30日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、様子見ムードが広がる中で利益確定の売りなどが優勢となり、3日続落した。中心限月の12月物は、前日終値比5.90ドル安の1オンス=1657.10ドルで取引を終了した。
外国為替相場でユーロ安・ドル高が優勢となった。このため、ドル建てで取引される金塊などの商品に割高感が生じ、金塊の売りを誘った。利益確定の売りやケイ線筋の売りが相場を圧迫したとの見方もあった。
ただ、翌31日に控えるバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を控え、内容を見極めたいとの姿勢から積極的な商いは手控えられた。
朝方発表された米新規失業保険申請件数は前週比から横ばいと、市場予想よりも悪い内容となったものの、相場の反応は限定的だった。
市場関係者の間は、バーナンキ議長の講演後に緩和期待の先行で買われてきた金塊を売りに出す動きが一気に強まるとの見方も出ている。
金塊現物相場は午後2時12分現在、0.500ドル安の1659.395ドル(了)
[時事通信社]
外国為替相場でユーロ安・ドル高が優勢となった。このため、ドル建てで取引される金塊などの商品に割高感が生じ、金塊の売りを誘った。利益確定の売りやケイ線筋の売りが相場を圧迫したとの見方もあった。
ただ、翌31日に控えるバーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を控え、内容を見極めたいとの姿勢から積極的な商いは手控えられた。
朝方発表された米新規失業保険申請件数は前週比から横ばいと、市場予想よりも悪い内容となったものの、相場の反応は限定的だった。
市場関係者の間は、バーナンキ議長の講演後に緩和期待の先行で買われてきた金塊を売りに出す動きが一気に強まるとの見方も出ている。
金塊現物相場は午後2時12分現在、0.500ドル安の1659.395ドル(了)
[時事通信社]
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