小反落〔NY金〕(5日)
2012年9月6日
【ニューヨーク時事】5日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、欧州中央銀行(ECB)の定例理事会を控え、市場で様子見姿勢が強まる中で小反落した。中心限月12月物は、前日終値比2.00ドル安の1オンス=1694.00ドルで取引を終えた。
金塊相場は、外為市場のドル・ユーロ相場の値動きにつれて狭いレンジで推移した。
翌日に控えるECB定例理事会では、重債務国の国債買い入れなど、当局がユーロ圏で拡大する債務問題への打開策を提示するとの期待が高まっており、結果を見極めたいとの思惑からポジションを大きく動かし難い地合いとなった。
また、今週末に米雇用統計の発表が控えていることも市場の様子見姿勢を一層強めた。今月半ばに予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)では、量的緩和第3弾(QE3)をはじめとする景気刺激策に対する期待も根強く、会合直前の雇用指標の発表に注目が集まる中で、金融市場全体に様子見ムードが広がり、株式相場なども方向感に乏しかった。
金塊現物相場は午後2時03分現在、3.05ドル安の1691.55ドル。(了)
[時事通信社]
金塊相場は、外為市場のドル・ユーロ相場の値動きにつれて狭いレンジで推移した。
翌日に控えるECB定例理事会では、重債務国の国債買い入れなど、当局がユーロ圏で拡大する債務問題への打開策を提示するとの期待が高まっており、結果を見極めたいとの思惑からポジションを大きく動かし難い地合いとなった。
また、今週末に米雇用統計の発表が控えていることも市場の様子見姿勢を一層強めた。今月半ばに予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)では、量的緩和第3弾(QE3)をはじめとする景気刺激策に対する期待も根強く、会合直前の雇用指標の発表に注目が集まる中で、金融市場全体に様子見ムードが広がり、株式相場なども方向感に乏しかった。
金塊現物相場は午後2時03分現在、3.05ドル安の1691.55ドル。(了)
[時事通信社]
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