小高い=追加緩和決定で強地合い継続〔NY金〕(14日)
2012年9月15日
【ニューヨーク時事】週末14日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場では、米連邦準備制度理事会(FRB)の量的緩和第3弾(QE3)決定をきっかけとした強地合いが継続し、中心限月12月物は前日終値比0.60ドル高の1オンス=1772.70ドルと小幅続伸して引けた。電子取引のレンジは、1767.70~1780.20ドル。
前日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、FRBは現行の超低金利政策の延長に加え、毎月400億ドルの住宅ローン担保証券(MBS)を購入する計画を発表。これを受けて、将来的に物価上昇圧力が強まるとの思惑を背景に、実物資産の金塊を物色する流れが継続した。
今月に入り、欧州中央銀行(ECB)が6日の定例理事会で重債務国の国債買い入れを再開する方針を明らかにしたほか、11日には中国の温家宝首相が追加の経済対策を検討する意向を表明。金融当局が市場の資金供給に注力し、経済の活性化を推進する姿勢が世界的に広がっている。
金塊現物相場は午後2時07分現在、5.05ドル高の1771.60ドル。(了)
[時事通信社]
前日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、FRBは現行の超低金利政策の延長に加え、毎月400億ドルの住宅ローン担保証券(MBS)を購入する計画を発表。これを受けて、将来的に物価上昇圧力が強まるとの思惑を背景に、実物資産の金塊を物色する流れが継続した。
今月に入り、欧州中央銀行(ECB)が6日の定例理事会で重債務国の国債買い入れを再開する方針を明らかにしたほか、11日には中国の温家宝首相が追加の経済対策を検討する意向を表明。金融当局が市場の資金供給に注力し、経済の活性化を推進する姿勢が世界的に広がっている。
金塊現物相場は午後2時07分現在、5.05ドル高の1771.60ドル。(了)
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