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原油、続伸=一時4カ月ぶり100ドル台乗せ〔NY石油〕(14日)

2012年9月15日

 【ニューヨーク時事】週末14日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米国の追加金融緩和による需要増期待やドルの軟化に加え、中東・北アフリカ地域の混乱を受けて続伸した。米国産標準油種WTIの中心限月10月物は前日終値比0.69ドル高の1バレル=99.00ドルと、中心限月として5月3日以来約4カ月半ぶりの高値で終了。同限月は、電子取引では早朝に一時100.42ドルを付け、約4カ月半ぶりに100ドルの大台に乗せた。11月物は0.70ドル高の99.33ドルで引けた。
 米連邦準備制度理事会(FRB)は前日、量的緩和第3弾(QE3)の実施を決定。住宅ローン担保証券(MBS)を無期限で購入するほか、現行の超低金利政策を2015年半ばまで延長する。これを受け、世界最大の原油消費国である米国の景気回復期待が原油相場を押し上げた。また、金利低下観測によるドル売りに加え、市場のリスク投資意欲の回復を受けたユーロ買いが、ドル建てで取引される原油相場に割安感をもたらしたことも支援材料。ただ、買い一服後は利益確定の売りも誘い、寄り後は引けにかけて上値を削る展開となった。
 供給懸念も原油相場を下支えした。米国で制作されたイスラム教預言者ムハンマドを題材とした映画をめぐり、11日に在リビア米領事館が襲撃され大使が殺害された。その後もエジプト、チュニジア、イラン、イエメンなどで映画に対する抗議デモや暴動が続いており、産油地域の混乱が供給懸念につながった。
 ▽ガソリン=3日ぶり反発。中心限月の10月物は5.34セント高の1ガロン=301.56セントで終了した。
 ▽ヒーティングオイル=反発。10月物は2.82セント高の1ガロン=323.95セントで引けた。(了)
[時事通信社]
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