小反落〔NY金〕(20日)
2012年9月21日
【ニューヨーク時事】20日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、対ユーロのドル高進行や中国の低調な経済指標を受け、小反落した。中心限月の12月物は、前日終値比1.50ドル安の1オンス=1770.20ドルで取引を終了した。
9月のユーロ圏購買担当者景況指数(PMI)速報値は45.9と前月から低下し、2009年6月以来の低水準となった。このため、外為市場では対ユーロでドル高が進行。ドル建ての金相場は相対的な割高感から売られた。また、9月のHSBC中国製造業購買担当者景況指数(PMI)速報値が47.8と景況判断の水準となる50を11カ月連続で下回り、投資家心理を悪化させたことも市場の圧迫材料。前日までの上伸を受けた利益確定売りや調整売りも目立った。
ただ、米国や欧州、日本などの主要中央銀行による流動性供給の増加の動きなどをにらみ、金相場の下値は比較的堅かった。
金塊現物相場は午後1時50分現在、1.725ドル安の1768.475ドル。(了)
[時事通信社]
9月のユーロ圏購買担当者景況指数(PMI)速報値は45.9と前月から低下し、2009年6月以来の低水準となった。このため、外為市場では対ユーロでドル高が進行。ドル建ての金相場は相対的な割高感から売られた。また、9月のHSBC中国製造業購買担当者景況指数(PMI)速報値が47.8と景況判断の水準となる50を11カ月連続で下回り、投資家心理を悪化させたことも市場の圧迫材料。前日までの上伸を受けた利益確定売りや調整売りも目立った。
ただ、米国や欧州、日本などの主要中央銀行による流動性供給の増加の動きなどをにらみ、金相場の下値は比較的堅かった。
金塊現物相場は午後1時50分現在、1.725ドル安の1768.475ドル。(了)
[時事通信社]
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