反落〔NY金〕(26日)
2012年9月27日
【ニューヨーク時事】26日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、ドル高を背景とした売りから反落した。中心限月の12月物は、前日終値比12.80ドル安の1オンス=1753.60ドルで取引を終了。同限月は電子取引で一時1738.30ドルと、約2週間ぶりの安値を付ける場面があった。
スペインやギリシャでは相次いで、財政緊縮策に反対する抗議デモやストが行われた。加えて、欧州債務危機対策をめぐるユーロ圈各国の足並みの乱れも懸念され、外国為替相場ではユーロ売り・ドル買いが進んだ。これを受けて、ドル建てで取引される金塊などの商品に割高感が生じ、金塊は売りが先行した。利益確定売りも目立ったとの見方もあった。
8月の住宅販売件数は前月比0.3%減少し、市場予想を下回ったものの、相場の反応は限定的だった。
金塊現物相場は午後1時51分現在、13.275ドル安の1750.70ドル。(了)
[時事通信社]
スペインやギリシャでは相次いで、財政緊縮策に反対する抗議デモやストが行われた。加えて、欧州債務危機対策をめぐるユーロ圈各国の足並みの乱れも懸念され、外国為替相場ではユーロ売り・ドル買いが進んだ。これを受けて、ドル建てで取引される金塊などの商品に割高感が生じ、金塊は売りが先行した。利益確定売りも目立ったとの見方もあった。
8月の住宅販売件数は前月比0.3%減少し、市場予想を下回ったものの、相場の反応は限定的だった。
金塊現物相場は午後1時51分現在、13.275ドル安の1750.70ドル。(了)
[時事通信社]
その他のニュース