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小反発〔NY金〕(3日)

2012年10月4日

 【ニューヨーク時事】3日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、世界経済の減速感を背景に安全な投資先として選好され、小反発した。中心限月12月物は、前日終値比4.20ドル高の1オンス=1779.80ドルで終了。ただ、翌日以降の重要イベントを前に手控えムードが強く、終日のレンジは1773.00~1784.00ドルと小幅にとどまった。
 この日発表された中国とユーロ圏の購買担当者景況指数(PMI)はそろって前月から低下。また、欧州では8月の小売売上高の伸びも前月比0.1%にとどまり、域内経済のリセッション(景気後退)懸念が金塊買いを後押しした。
 相場は早朝にかけてじりじりと上昇し、小幅プラス圏で立会取引を開始。午前中に発表されたオートマティック・データ・プロセッシング(ADP)全米雇用報告と米サプライ管理協会(ISM)の非製造業景況指数はともに市場予想を上回ったが、量的緩和第3弾(QE3)決定を背景とした将来的なインフレ高進に備え、ヘッジ目的で金塊を物色する流れが継続した。
 ただ、翌4日に欧州中央銀行(ECB)定例理事会、週末5日に米雇用統計と重要なイベントが相次いで予定されているとあって、全般に静かな商い。中国勢が国慶節で休暇入りしているほか、最近の価格高騰のあおりでインドの現物需要が細っていることも閑散商状に拍車を掛けたもよう。
 金塊現物相場は午後1時59分現在、2.60ドル高の1776.65ドル。(了)
[時事通信社]
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