小幅続落〔NY金〕(8日)
2012年10月9日
【ニューヨーク時事】週明け8日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、コロンブスデーの祝日で薄商いとなる中、対ユーロでのドル高を背景に売られ、小幅続落した。中心限月の12月物は、前週末終値比5.10ドル安の1オンス=1775.70ドルで取引を終了した。
スペインの財政支援の行方が不透明となる中、海外の外国為替市場ではユーロ売り・ドル買いが優勢となった。これを受けて、ドル建てで取引される金塊などの商品の割高感につながり、売りが誘われた。
このほか、金相場が前週に約11カ月ぶりの高値を付けたことへの反動から利食い売りも出やすく、値固め局面にあるとの見方もあった。1800ドルの水準に届かなかったことを嫌気し、短期的には軟調地合いが続くという。
ただ、コロンブスデーで米主要経済指標の発表もなく、積極的な商いが手控えられたことから、相場は下げ渋った。
金塊現物相場は午後1時51分現在、2.95ドル安の1774.695ドル。(了)
[時事通信社]
スペインの財政支援の行方が不透明となる中、海外の外国為替市場ではユーロ売り・ドル買いが優勢となった。これを受けて、ドル建てで取引される金塊などの商品の割高感につながり、売りが誘われた。
このほか、金相場が前週に約11カ月ぶりの高値を付けたことへの反動から利食い売りも出やすく、値固め局面にあるとの見方もあった。1800ドルの水準に届かなかったことを嫌気し、短期的には軟調地合いが続くという。
ただ、コロンブスデーで米主要経済指標の発表もなく、積極的な商いが手控えられたことから、相場は下げ渋った。
金塊現物相場は午後1時51分現在、2.95ドル安の1774.695ドル。(了)
[時事通信社]
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