ほぼ横ばい〔NY金〕(10日)
2012年10月11日
【ニューヨーク時事】10日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、世界的な景気減速懸念やドルの弱含みなどを背景に売り買いが交錯し、前日終値比横ばい水準で取引を終えた。中心限月の12月物は、前日終値比0.10ドル高の1オンス=1765.10ドルで取引を終了した。
今週に入り、世界銀行、国際通貨基金(IMF)などが相次いで世界の景気先行き見通しを下方修正した。欧州連合(EU)のユーロ圏財務相会合でも目立った材料は出ず、日本で開催中のIMF・世界銀行年次総会に関しても新材料に対する期待は乏しい。このため、金塊相場は材料難から小幅なレンジを浮動し、日中はおおむね弱含みで推移した。
ただ、取引後半にはユーロが対ドルで強含んだため、ドル建てで取引される金塊相場は割安感から買われ、前日終値水準まで値を戻した。
金塊現物相場は午後1時45分現在、3.595ドル安の1763.100ドル。(了)
[時事通信社]
今週に入り、世界銀行、国際通貨基金(IMF)などが相次いで世界の景気先行き見通しを下方修正した。欧州連合(EU)のユーロ圏財務相会合でも目立った材料は出ず、日本で開催中のIMF・世界銀行年次総会に関しても新材料に対する期待は乏しい。このため、金塊相場は材料難から小幅なレンジを浮動し、日中はおおむね弱含みで推移した。
ただ、取引後半にはユーロが対ドルで強含んだため、ドル建てで取引される金塊相場は割安感から買われ、前日終値水準まで値を戻した。
金塊現物相場は午後1時45分現在、3.595ドル安の1763.100ドル。(了)
[時事通信社]
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