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反落〔NY金〕(12日)

2012年10月13日

 【ニューヨーク時事】週末12日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、消費者景況感の改善やドル高・ユーロ安を材料に売られ、中心限月12月物は前日終値比10.90ドル安の1オンス=1759.70ドルと反落した。電子取引のレンジは、1753.50~1775.00ドル。
 米労働省が早朝発表した9月の卸売物価指数(PPI)は前月比1.1%上昇。伸びは市場予測の0.7%(ロイター通信調べ、中央値)を上回った。これを弾みに相場は取引序盤でこの日の高値を付けたが、次第に地合いは反転。エネルギーと食品を除くコア指数が横ばいとなり、物価上昇期待を手掛かりとした金塊への買い意欲が弱まった。
 その後、ミシガン大学が発表した10月の米消費者景況感指数は5年ぶりの水準を回復。最近は失業率の低下や週間新規失業保険申請件数の減少など、雇用関連でも改善の兆しが相次ぎ、先に決まった量的緩和第3弾(QE3)が早い時期に打ち切られるのではないかとの思惑に押され、相場はほぼ一本調子で下落した。外国為替市場でのユーロに対するドルの堅調な値動きも重しとなったもよう。
 ただ、中長期的な見通しでは、欧州の債務危機に加え、減税失効と歳出削減が重なる米国の「財政の崖」問題などなお不透明感がくすぶるとして、金塊は底堅く推移するとの見方も出ている。
 金塊現物相場は午後1時36分現在、9.65ドル安の1757.95ドル。(了)
[時事通信社]
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