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　【ニューヨーク時事】週明け５日のニューヨーク商品取引所（ＣＯＭＥＸ）の金塊先物相場は、前週末の下落を受けた安値拾いの買いや買い戻しから、小反発した。中心限月の１２月物は、前週末終値比８．００ドル高の１オンス＝１６８３．２０ドルで取引を終了した。
　この日の金相場は強含みで推移した。ただ、米大統領選挙や中国の指導部交代などを週央に控え、市場の模様眺めムードも強く、全体的に動意に乏しい展開となった。
　外為市場ではギリシャの議会で週央に予定されている財政支援獲得に向けての表決が難航するとの見方が強く、対ユーロでドル高が進行。このため、ドル建ての金相場は相対的な割高感から圧迫され、上げ幅は限定的だった。
　金塊現物相場は午後１時４３分現在、８．７２５ドル高の１６８６．０５０ドル。（了）
［時事通信社］