商品先物取引会社の情報はコモディティニュース

Comodity News コモディティニュース

  • トップページ
  • 初心者講座
  • 商品先物会社情報
  • マーケットニュース
  • 会社別ニュース
  • ブログ
  • 手数料ランキング
  • タイアップ企画
  • キャッシュバック情報
  • 金ミニ情報
  • サポート体制
  • 運営会社

今月の特集 商品先物ウォッチ!

小反落〔NY金〕(7日)

2012年11月08日

 【ニューヨーク時事】7日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、オバマ米大統領再選後に株式や他の商品市場でリスク回避の動きが強まったことに連動して売られ、小反落して取引を終えた。中心限月の12月物は、前日終値比1.00ドル安の1オンス=1714.00ドルで引けた。
 金塊相場は深夜から未明の時間外取引中、オバマ米大統領大統領再選に伴う米国の低金利長期化観測やドル安を背景に買いが膨らみ、一時1733.00ドルと10月19日以来2週間半ぶりの高値まで上伸した。しかし、その後は独経済指標の悪化や、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁の発言を受けてユーロが急落。ドル建てで取引される金塊相場も割高感から売り込まれた。ドラギ総裁が、ユーロ圏の債務国の国債購入にからむインフレリスクが非常に低い、と発言したこともインフレヘッジとしての金塊の魅力を後退させた。
 米大統領選挙でオバマ米大統領の再選が決まり、市場の注目が年末年始に控える「財政の崖」に移ったことも、金塊相場を圧迫。米下院で多数を占める共和党との協議が難航するとの見方が強まる中、先行き不透明感が金塊売りにつながった。
 ただ一方で、オバマ米大統領の再選を受けた金塊買いの動きも根強い。現行の量的金融緩和第3弾(QE3)の継続が確実とみなされ、長期的にはインフレ対策としての金の地合いは強いとの見方も広がっている。
 金塊現物相場は午後2時01分現在、2.255ドル安の1714.245ドル。(了)
[時事通信社]
その他のニュース
表示情報に関するご注意

Copyright © Commodity News. All rights reserved.