反発〔NY金〕(14日)
2012年11月15日
【ニューヨーク時事】14日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、外為相場の動きや地政学的リスクをにらみ反発した。中心限月の12月物は、前日終値比5.30ドル高の1オンス=1730.10ドルで取引を終了。電子取引のレンジは1720.50~1734.00ドルだった。
相場は強含みで寄り付いた。米国の「財政の崖」問題に対する懸念も後押しした。外為市場でドルが弱含みで推移したことからドル建て商品の金に割安感が生じ、相場を押し上げた。イスラエル軍がこの日パレスチナ自治区ガザで大規模な空爆を行い、ハマス軍事部門の最高幹部を殺害したと伝えられたことで地政学的リスクへの懸念も高まり、上昇材料となった。空爆の報を受けて急伸した原油相場の動きも金の買いを支えたもよう。
金塊現物相場は午後1時49分現在、5.855ドル高の1730.75ドル。(了)
[時事通信社]
相場は強含みで寄り付いた。米国の「財政の崖」問題に対する懸念も後押しした。外為市場でドルが弱含みで推移したことからドル建て商品の金に割安感が生じ、相場を押し上げた。イスラエル軍がこの日パレスチナ自治区ガザで大規模な空爆を行い、ハマス軍事部門の最高幹部を殺害したと伝えられたことで地政学的リスクへの懸念も高まり、上昇材料となった。空爆の報を受けて急伸した原油相場の動きも金の買いを支えたもよう。
金塊現物相場は午後1時49分現在、5.855ドル高の1730.75ドル。(了)
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