続落〔NY金〕(27日)
2012年11月28日
【ニューヨーク時事】27日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場はドル高の動きに圧迫され、続落した。中心限月の12月物は、前日終値比7.30ドル安の1オンス=1742.30ドルで取引を終了。電子取引のレンジは1741.20~1751.90ドルだった。
ユーロ圏財務相会合は前日、ギリシャ向け融資の再開で合意に達した。これを好感して市場では前日までの警戒感が緩み、安全資産としての金を手放す動きが出たが、外為相場でのドル安・ユーロ高の流れを受けて金に割安感が生じたことから、朝方は小幅な弱含みで始まった。しかしその後、ドル・ユーロ相場が反転。ユーロ買いが一巡した上、経済協力開発機構(OECD)がユーロ圏の成長率見通しを下方修正したことが響き、ドルが上昇した。これにつれて金は割高感から売られ、終了間際に電子取引で一時1741.20ドルの安値を付けた。
金塊現物相場は午後1時45分現在、5.525ドル安の1743.775ドル。(了)
[時事通信社]
ユーロ圏財務相会合は前日、ギリシャ向け融資の再開で合意に達した。これを好感して市場では前日までの警戒感が緩み、安全資産としての金を手放す動きが出たが、外為相場でのドル安・ユーロ高の流れを受けて金に割安感が生じたことから、朝方は小幅な弱含みで始まった。しかしその後、ドル・ユーロ相場が反転。ユーロ買いが一巡した上、経済協力開発機構(OECD)がユーロ圏の成長率見通しを下方修正したことが響き、ドルが上昇した。これにつれて金は割高感から売られ、終了間際に電子取引で一時1741.20ドルの安値を付けた。
金塊現物相場は午後1時45分現在、5.525ドル安の1743.775ドル。(了)
[時事通信社]
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