商品先物取引会社の情報はコモディティニュース

Comodity News コモディティニュース

  • トップページ
  • 初心者講座
  • 商品先物会社情報
  • マーケットニュース
  • 会社別ニュース
  • ブログ
  • 手数料ランキング
  • タイアップ企画
  • キャッシュバック情報
  • 金ミニ情報
  • サポート体制
  • 運営会社

今月の特集 商品先物ウォッチ!

反発〔NY金〕(3日)

2012年12月4日

 【ニューヨーク時事】週明け3日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、ドルの軟化やギリシャ財政問題をめぐる不安の緩和を背景に、反発した。中心限月2月物は前週末終値比8.40ドル高の1オンス=1721.10ドルで終了。電子取引のレンジは、1714.20~1724.90ドル。
 ギリシャ公債管理機構(PMDA)はこの日、政府債務削減のために民間銀行が保有しているギリシャ国債について、額面の3分の1程度で買い戻しを実施すると発表した。このため、欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)による融資再開条件の一環である買い戻しを好感したユーロ買い・ドル売りが活発化、ドル建ての金塊相場に割安感が生じた。
 中国でこの日発表された製造業関連指標が良好な内容となったことも、商品市場全般で追い風となり、前週に値を落とした金塊相場は安値拾いの買いを誘い、時間外取引中の電子取引で1720ドル台を回復した。
 ただ、米経済の先行き不安を背景に上値は重く、寄り付き後は引けまで荒い値動きが続いた。米サプライ管理協会(ISM)が発表した11月の米製造業景況指数は49.5と、景況判断の節目となる50を3カ月ぶりに下回り、3年4カ月ぶりの水準に低下。年末年始に控える「財政の崖」問題をめぐる企業の不安が鮮明となった。
 急激な緊縮財政を招く「財政の崖」問題は、金融市場の中心材料となっているものの民主、共和両党の協議が難航し、この日も進展など大きな材料は無かった。市場では、最終的には与野党が合意に至るとの見方が強いものの、根強いリスク回避志向が金塊相場の頭を押さえた。
 金塊現物相場は午後1時41分現在、6.295ドル高の1718.495ドル。(了)
[時事通信社]
その他のニュース
表示情報に関するご注意

Copyright © Commodity News. All rights reserved.