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原油、87ドル台後半=ドル高と米石油製品の在庫増を嫌気〔NY石油〕(5日)

2012年12月6日

 【ニューヨーク時事】5日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、ドル高や米石油製品在庫の大幅増を嫌気した売りに続落した。米国産標準油種WTIの1月物は、前日終値比0.62ドル安の1バレル=87.88ドルで終了。2月物は0.61ドル安の88.47ドルで取引を終えた。
 時間外取引中は堅調だった。ドル安・ユーロ高地合いに傾いた外為市場を眺め、電子取引で一時89ドル台を回復。しかし、その後はユーロ圏の景気指標の悪化を受けユーロ売りが進み、ドル建ての原油相場は割高感から売られ、88ドル台半ばまで値を下げた。  寄り付き後には、米エネルギー情報局(EIA)の在庫統計発表を受け、一段安まで下落した。11月30日までの1週間の米原油在庫は前週比240万バレル減と、30万バレル減とされていた市場予測(ロイター通信)を上回る取り崩しとなる一方、ガソリンは790万バレル増と、市場予測(同)の180万バレル増を大幅に上回る積み増しとなった。ディスティレート(留出油)も300万バレルと大幅に増加した。石油製品在庫の急増を受け原油相場は急速に値を消し、電子取引で一時87.46ドルと、約1週間ぶりの安値を付けた。
 米サプライ管理協会(ISM)が発表した11月の非製造業景況指数が市場予想を上回ったほか、米株相場も堅調に推移したため、一時下落幅を縮小する場面もあったが、あと再び値を下げ、引けまで弱地合いで推移した。
 ▽ガソリン=4営業日続落。中心限月の1月物は5.12セント安の1ガロン=263.78セントで取引を終えた。
 ▽ヒーティングオイル=3日続落。1月物は1.33セント安の1ガロン=299.07セントで終了し、中心限月の終値として2週間半ぶりに300セントを割った。(了)
[時事通信社]
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