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原油、5日続伸=2カ月ぶり90ドル台回復〔NY石油〕(20日)

2012年12月21日

 【ニューヨーク時事】20日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米景気指標の改善を受けた買いに5営業日続伸し、中心限月として10月半ば以来約2カ月ぶりに1バレル=90ドル台を回復して取引を終えた。米国産標準油種WTIの中心限月2月物は、前日終値比0.15ドル高の90.13ドルで終了。3月物は0.23ドル高の90.69ドルで引けた。
 原油相場は米国の財政問題や景気指標をにらみ、荒い値動きで推移した。オバマ大統領と野党共和党は、「財政の崖」問題で争点の一つとなっている減税対象の富裕層の年収をめぐり、依然として対立している。合意に至らない場合、2013年以降の米景気が悪化するとの不安が強く、原油相場の圧迫要因となっていた。
 しかし一方で、早朝に発表された第3四半期の米実質GDP(国内総生産)確定値は前期比3.1%増と、3期ぶりの高水準となった。前週までの新規失業保険申請件数は前週比1万7000件増の36万1000件と、市場予想を上回る件数となったものの、その後発表された米フィラデルフィア連銀の12月の製造業景況指数は8.1と、前月のマイナス10.7から大幅上昇し、市場予想も上回った。このため、米国の財政不安や強弱まちまちの指標を眺めて終日もみ合いが続いたものの、景気指標の改善を眺めた買いが優勢となり、取引後半にかけて上値を伸ばした。
 ▽ガソリン=3日続伸。中心限月の1月物は1.12セント高の1ガロン=275.43セントで引けた。
 ▽ヒーティングオイル=続伸。1月物は2.19セント高の1ガロン=305.75セントで終了した。(了)
[時事通信社]
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