小反発〔NY金〕(26日)
2012年12月27日
【ニューヨーク時事】クリスマス休場明け26日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、米財政協議の再開期待に小反発し、中心限月2月物は24日終値比1.20ドル高の1オンス=1660.70ドルで終了した。電子取引のレンジは、1650.60~1668.70ドル。
米政府当局者によると、22日からハワイに滞在しているオバマ大統領は、休暇を早めに切り上げてこの日夜にもワシントンに戻る可能性があるという。詳細は明らかにされていないが、翌27日からの野党・共和党との「財政の崖」回避に向けた協議再開に備えるものとみられ、年内合意への期待が午前の早い段階の買いを後押しした。
しかし、外国為替市場でドルの対ユーロ相場が強含みに転じたことなどをきっかけに騰勢は途切れ、あと上げ幅を大きく縮小。また、クリスマス明けのこの日は、引き続きロンドン市場がボクシング・デーで休場だったため、商いは薄かった。
金塊現物相場は午後1時46分現在、1.705ドル高の1659.750ドル。(了)
[時事通信社]
米政府当局者によると、22日からハワイに滞在しているオバマ大統領は、休暇を早めに切り上げてこの日夜にもワシントンに戻る可能性があるという。詳細は明らかにされていないが、翌27日からの野党・共和党との「財政の崖」回避に向けた協議再開に備えるものとみられ、年内合意への期待が午前の早い段階の買いを後押しした。
しかし、外国為替市場でドルの対ユーロ相場が強含みに転じたことなどをきっかけに騰勢は途切れ、あと上げ幅を大きく縮小。また、クリスマス明けのこの日は、引き続きロンドン市場がボクシング・デーで休場だったため、商いは薄かった。
金塊現物相場は午後1時46分現在、1.705ドル高の1659.750ドル。(了)
[時事通信社]
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