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原油、小反発=93ドル台前半〔NY石油〕(4日)

2013年1月5日

 【ニューヨーク時事】週末4日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、ドルの軟化や米雇用統計を眺め、小反発した。米国産標準油種WTIの2月物は前日終値比0.17ドル高の1バレル=93.09ドルで終了。3月物は0.17ドル高の93.51ドルで引けた。
 前日に発表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨により、量的緩和が早期に終了する可能性が浮上したことから、原油相場は朝方まで弱地合いが続き、寄り付き前の時間外取引中には一時91ドル台半ばまで下落した。
 しかし、売り一服後には反転。朝方の米雇用統計発表後には前日終値水準まで値を戻した。米労働省によると、2012年12月の失業率は7.8%と横ばいだったものの、非農業部門就業者数は前月比15万5000人増と、堅調な伸びが確認された。これによる安ど感が原油買いにつながったほか、ドル売り・ユーロ買いの流れがドル建ての原油相場に割安感をもたらした。シーウェイパイプラインの逆送量が今週末から拡大することも買い材料となったもよう。
 その後は、米在庫統計をにらみ上下動する場面もあった。米エネルギー情報局(EIA)が発表した前週までの原油在庫は前週比1110万バレル減と、市場予想を大幅に上回る取り崩し。一方で、ガソリンは260万バレル増(予想は200万バレル増)、ディスティレート(留出油)は460万バレル増(同140万バレル増)の積み増し。強弱まちまちの統計を受け、原油相場は売り買いが交錯したが、午後にかけて93ドル付近に値を戻した。
 ▽ガソリン=4営業日ぶり反落。中心限月2月物は3.34セント安の1ガロン=276.43セントで引けた。
 ▽ヒーティングオイル=続落。2月物は0.74セント安の301.77セントで終了した。(了)
[時事通信社]
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