続伸〔NY金〕(15日)
2013年1月16日
【ニューヨーク時事】15日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、米国の量的緩和が継続するとの観測を追い風に続伸した。中心限月の2月物は前日終値比14.50ドル高の1オンス=1683.90ドルで取引を終えた。
バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が前日の講演で、現在の金融緩和策の継続を示唆したことが相場の支援材料。同議長は債務上限問題や予算協議などへの警戒感を示したほか、失業率の高止まりなど経済リスクを指摘した上で、金融緩和で景気刺激を後押しする姿勢を示した。
また、インド勢が価格上昇を嫌気して新規の買いを手控えている半面、中国筋から現物重要が旧正月に向けて膨らむとの見通しも地合いを強めた。
一方、外為市場でドルがユーロに対して堅調に推移。ドル建てで取引される金塊の割安感が後退したが、売り圧力は限られた。
金塊現物相場は午後2時06分現在、12.70ドル高の1681.95ドル。(了)
[時事通信社]
バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長が前日の講演で、現在の金融緩和策の継続を示唆したことが相場の支援材料。同議長は債務上限問題や予算協議などへの警戒感を示したほか、失業率の高止まりなど経済リスクを指摘した上で、金融緩和で景気刺激を後押しする姿勢を示した。
また、インド勢が価格上昇を嫌気して新規の買いを手控えている半面、中国筋から現物重要が旧正月に向けて膨らむとの見通しも地合いを強めた。
一方、外為市場でドルがユーロに対して堅調に推移。ドル建てで取引される金塊の割安感が後退したが、売り圧力は限られた。
金塊現物相場は午後2時06分現在、12.70ドル高の1681.95ドル。(了)
[時事通信社]
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