ほぼ横ばい〔NY金〕(16日)
2013年1月17日
【ニューヨーク時事】16日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金塊先物相場は、値固め局面となる中、ほぼ横ばいで引けた。中心限月の2月物は前日終値比0.70ドル安の1オンス=1683.20ドルで取引を終えた。
前日までの上伸を受けて値固め局面となった。対ユーロでのドル高がドル建てで取引される金塊などの商品の割高感につながり、上値を抑えた。また、利益確定の売りも相場の重しとなった。
2012年12月の消費者物価指数(CPI)や、地区連銀経協報告などの発表がこの日は相次いだが、相場の反応は限定的だった。
世界銀行が前日、2013年の世界経済全体の実質成長率を0.6ポイント下方修正し、2.4%にとどまると発表した。これを受けて、金需要の見通しに不安が広がり、買い控えムードも強まったとの指摘もあった。
ドイツ連邦銀行(中央銀行)は同日、2020年から保有金準備の50%を国内で保管する方針を発表したが、材料視する向きは少なかった。
金塊現物相場は午後1時52分現在、0.225ドル安の1682.175ドル。(了)
[時事通信社]
前日までの上伸を受けて値固め局面となった。対ユーロでのドル高がドル建てで取引される金塊などの商品の割高感につながり、上値を抑えた。また、利益確定の売りも相場の重しとなった。
2012年12月の消費者物価指数(CPI)や、地区連銀経協報告などの発表がこの日は相次いだが、相場の反応は限定的だった。
世界銀行が前日、2013年の世界経済全体の実質成長率を0.6ポイント下方修正し、2.4%にとどまると発表した。これを受けて、金需要の見通しに不安が広がり、買い控えムードも強まったとの指摘もあった。
ドイツ連邦銀行(中央銀行)は同日、2020年から保有金準備の50%を国内で保管する方針を発表したが、材料視する向きは少なかった。
金塊現物相場は午後1時52分現在、0.225ドル安の1682.175ドル。(了)
[時事通信社]
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